体質や性別から考えたい背中ニキビへの対策
女性の背中ニキビは、シャンプー液などが背中についてしまって
うまく流せていないことが要因として考えられます。
皮膚の弱い人にとっては大きな刺激になることであり、
毎日繰り返していると背中ニキビになってしまう可能性があります。
対処法としては、シャンプー液などが体に付着したら
よく洗い流すように心がけることが大切です。
皮膚に付着してトラブルを起こすような商品は、元々刺激が強い
というケースもありますので、商品自体を見直すという方法もあります。
また、ホルモンバランスの乱れによって背中ニキビができてしまうこともあります。
女性は1カ月の間にもホルモンのバランスが微妙に変化しますので、
それに合わせて体調や肌のコンディションも左右されます。
この場合は、規則正しい生活を心がけて睡眠をしっかりとり、
食事のバランスに気をつけていれば自然と改善されることが多いようです。
あとは適度な運動を行ってストレス解消に努めることも重要です。
特に夏場の暑くて汗をかきやすい時期は、こまめに汗を拭き取って
清潔な状態を保つようにしましょう。
汗をかいたままの衣類を身につけておくことも背中ニキビが
増えやすくなる原因となりますので、できるだけ着替えなどを
常備しておくと良いでしょう。
■SPF?PA?日焼け止めの種類と特徴
日焼け止めにはクリームタイプやジェルタイプ、パウダータイプなど
たくさんの種類がありますが、大きく分けて、散乱剤と吸収剤の2種類に分けることができます。
散乱剤は塗ることで、紫外線を反射・散乱させて日焼けから身を守ります。
肌にかかる負担が少ないため、肌が弱い人でも使用できることが特徴です。
吸収剤は逆に紫外線を吸収し、熱に変換することで肌を守ります。
散乱剤に比べて肌への負担がやや大きく、油分が酸化して炎症を引き起こすことがあります。
日焼け止めにはSPFやPAなどの表示がありますが、これは紫外線の防御能力を示す指標として
使用されているもので、PAはしわやシミ、たるみの原因となり、常に降り注いでいる紫外線A波を防ぎ、
SPFはメラニンを生成し、赤みや日焼けの直接の原因となるB波を防ぐことに優れています。
これらの表示の後には数字が併記されており、数字が大きいほど紫外線を防ぐ効果が高く最大50+と表示されます。
清潔を保ちながら成分にも気を配る
管理することは大変かもしれませんが、背中ニキビをなくして
綺麗な肌を維持するためには大事なことなのです。