ニキビができるメカニズムをご存知ですか?
背中や顔などに生じるニキビ、どのようなメカニズムがあるのか知っておくと対策にも役立てることができます。
一般的に皮脂は、毛穴から汗と一緒に排出される物質になりますが、
肌のターンオーバーが乱れてしまうと毛穴の角質は厚みを持つようになり
毛穴の出口部分が塞がれてしまい、皮脂が詰まります。
皮脂が詰まると、皮脂を栄養源にしていアクネ菌が過剰に増殖してしまう、これにより炎症が起きて
発疹となるニキビが生じてしまうなどのメカニズムがあります。
延焼が収まりきれいになくなれば良いのですが、適切な方法でケアをしていないと
症状が悪化してしまうこともありますし、痕が残ってしまうなど厄介なものといえましょう。
韓国では、10年以上前からニキビパッチが美容の定番アイテムとして知られていますし、
日本においても診察でニキビパッチが付いて来ることもあるなど認知度を高めているケアアイテムです。
ただ、このアイテムは医療用として認可されているものではなく、ニキビに対する効果
および効能があるといい切れるものではありません。
通販サイトなどでは、ニキビ治療に使えることをイメージできる商品名が使われているのが特徴、興味がある人は探してみると良いでしょう。
効果は明確ではないけれども使えるアイテム?
ニキビの治療やニキビ痕の予防に繋げることができる、このような魅力があるのがニキビパッチと呼ぶアイテムです。
これは、ハイドロコロイドと呼ぶドレッシング材で閉塞することで創傷治癒への促進が可能になる、
このようなことが多くの研究の中で報告が行われているなどからも有効なものではないか、
このような評価も行われているようです。
ハイドロコロイドは、親水性ポリマーで作られているもので、親水性ポリマーは水分を吸着する作用と
皮膚にしっかり定着させる作用を持つのが特徴です。
そのため、傷を乾かさずに治療を可能にする湿潤療法と傷口の保護の役立てることができます。
様々なケアアイテムが販売されていますが、それぞれの商品はサイズや厚み、
粘着力や形態敵などの違いがあるけれども、ハイドロコロイドのみだけのタイプと
これに特殊な成分が添加されている2つの種類に分けることができます。
添加される成分には、抗炎症作用を持つサリチル酸をはじめ、ナイアシンアミド・ティーツリーオイル・
ベンゾイル・アゼライン酸・グリチルリチン酸2K・ビタミンC誘導体などで、ニキビの炎症を
早期段階に鎮めることができるなどからも有効なものといえるのではないでしょうか。